「自分たちのポジションと時代の流れはどこか」

「自分たちのポジションと時代の流れはどこか」
TMサロン

開催日:2020/9/28 

株式会社プロイノベーション

代表取締役 久原 健司 様

 

コロナ禍であらゆる企業の不振において苦悩を強いられている経営者が増えている中で、多様な時代を生き抜いてきたプロイノベーションの久原社長が今もなおIT業界を牽引しているわけとは… 「勢いで社長になった」とのことですが、どのような経緯で経営者となったのか、苦労談や会社を軌道に乗せた経緯など伺ってみました。

 

 

 

とりあえず社長に!その経験から学んだこと

まず、久原社長の生い立ちや社長になったきっかけまでを教えていただければと思います。

プロイノベーション久原社長(以下、久原):私は東京で生まれて千葉県の船橋市で育ち、千葉の高校を卒業後は東海大学の工学部に入って、IT人材派遣会社のコールセンターに配属されました。もともとプログラマとして入社を希望したのもあり、クレーム受ける日々にここではないと思い、入社して2年もたたずに辞めました。

それから「手に職をつけられればどこでも生きていけるのでは…」と思った私は、プログラムの仕事を行っている50名程のシステム会社に入社しました。ただ、プログラムをやってみてもすごくできる人たちを目の当たりにしたり、ご飯を食べるときも技術書を読みながら楽しそうに技術を高めている人と一緒に働くにつれて、敵わないなと思い、プログラムでご飯を食べることを諦めてしまいそうになっていました。

そんな時に、そのシステム会社から通信会社のプロジェクトへと参入し、そのプロジェクトで出会った年上のプロジェクトマネージャー(PM)、いわゆるプロジェクトの一番上の方に気に入ってもらったことが社長になった大きなきっかけですね。

 

そこから社長になった経緯を詳しくお聞かせ願えますか?

久原:そのPMの大先輩がよくよく聞くと社長でした。とても面倒見の良い社長で、私は気に入ってもらえたのか、仕事以外も夜な夜な銀座や六本木のお店にも飲みに連れて行ってもらっていました。

いつもの様に2人で飲んでいるときに、お酒で酔っぱらってるのもあったのか、その社長が「代わりに社長をやってくれるやつはいないか」というようなことを言ったんです。

私は何も思わず勢いで「じゃあ俺やりますよ」って手を挙げました。

その頃の私は夢も希望もなく、もちろん世界を変えてやるとか大きな野望もなく、お酒の力もあったのか、本当に何も考えずにただただ手を挙げていました。

まだ若かったので、「社長をやると、こうやって銀座や六本木で遊べるのかな」と安易に考えていたぐらいです。

ただ、勢いでやるとは言ったものの、社長になるからには鍛えられるわけですよね。

もう朝から晩まで怒られっぱなしです。それもそのはずで、会社のことは何もわからず、決算書を読めないのは当たり前なのですが、請求書の発行や税金の支払いといった事務作業や営業も理解していないところからのスタートなのでストレスは半端なかったです。

それまではすごくいい関係性だったのですが、社長への修行が始まってからは銀座や六本木へ飲みに行くのもつらく感じてしまいました。

それから2009年頃にリーマンショックが起きて、今のコロナと同じ状況で経済がガクッと落ちた時に、仕事もかなり少なくなっちゃったんですよね。

ちょっと気分も落ちてしまったので、お世話になってきた株主でもある大先輩に「もう嫌です」みたいなことを言ったら、代表取締役から取締役に降格されました。

 

そこで社会の息苦しさとか社長になることの重圧とかを感じたのでしょうか?

久原:はい、そこで初めて社会の恐ろしさみたいなものを実感しました。

結局、会社は社長のものではなく、株主のものであることすらも知らなくて、株主に不利益になる社長であれば降格されることも、今思うと自然なことです。取締役にでも残れたのは、ありがたいことだったんだなと感じています。取締役だった人が代表取締役になったんですが、簡単に言うと株主に対する謀反が起きてしまったんですね。

結局その謀反は失敗に終わるんですが、代表取締役になった元取締役の人が会社を辞め、また私が代表取締役に戻ることになりました。

 

 

「誰と仕事するかどこに行くか」雇われ社長からオーナー社長を経て気づいたこと

 

そこでまた社長としての葛藤のようなものはなかったのですか?

久原:そのあとは、心ここにあらずという感じで社長業を続けていました。

「会社って何なんだろうな」

「せっかく社長になったのに何なんだろうな」

と、常に悶々としながら過ごしていた雇われ社長時代でしたね。

そこで、私も気づくわけです。「オーナー社長になりたい!」と。

国内やシンガポールで会社を立ち上げてみたり、西麻布にやったことのない飲食店を出したりとか、色々やってみたんです。

でも、調子に乗ってやってる時や身の丈に合っていないことをやる時ほど悪いことが起きるんですよね。

 

何か起きたんですか?

久原:調子に乗っている時は、あまり周りが見えていないんですよね。知らないうちに悪い人たちを引き寄せていて、気が付いた時には私の周りを含めて相当な金額を詐欺で失ってしまったのです。

もちろん自分自身にも大きいダメージで、事業もそうですが人間関係もボロボロになってしまいました。

こんな感じで普通の人間だった私がひょんなことから手を挙げて社長になり、色々な事業をやってみたりした結果、そこでつらい経験もしてわかったことがあります。

どんなに頑張っていてもうまくいかない時はうまくいかないし、うまくいく時はいく。頑張っている力量は同じなのに、何が違うのかなって考えるわけですよ。そしたら見えてきたのが「誰とどこで仕事するか」ということ。

ただ闇雲に頑張るだけじゃなくて、「一緒に仕事を行う仲間や、東京や大阪といった土地の場所だけではなくて、どちらかというと時代の流れに対してどこの業界で、どのポジションで行けばいいのか」を戦略的に考えることは、とても大事だと思いました。

どうしようもない時にいくら頑張っても結果はついてこないことも多いですが、逆にIT業界が調子いいとき時なんかは、ITの仕事を行っていれば時代が追い風になって実力以上に結果がついてくることを経験からも学習しました。

今はリーマンショックの経験や様々過去の経験をもとに、外的要因に対して柔軟に対応できる経営が出来ていますので、これから起業を目指す方で私の経営スタイルに興味がある方がいれば、少しでも伝えていければいいなと考えています。

 

「見られている意識」が正しい方向へ導いてくれる

実際に今はどんな活動をしていらっしゃるんですか?

久原:現在は株を全て買い取り、オーナー社長として無理をしないで身の丈にあった活動をしていますが、会社の方向性とかコンセプト、会社や自分に対するブランディングはやっぱり大事だと感じています。例えば会社を大きくすることや画期的なサービスを作る以外に、個人としての活動で講演会をしたり、Webメディアを中心にコメントや記事の執筆をしているので、私の名前をネット検索していただくと、メディアの記事が複数出てくるなど、インターネットでの露出も増えてきました。

露出を行うことは会社を経営するうえでも大事なことだと考えていますが、若干生きづらくなってきたのは事実です。

 

どのように生きづらくなったんでしょうか?

久原:Webメディアを含めてインターネット上に露出が多くなると、ちゃんとしないといけないところがありますよね。例えば、会社のことはもちろんですが私生活も。

皆さんもミスコンやSNSなど大勢の人たちに見られる場面はあると思いますが、見られる意識を常に持っておくことで、ちゃんとしなければいけないという意識を持って取り組めますよね。そして、そんな場所があることで自信を正しい方向に高めていくこともできると思うんです。

今では、学生でも起業して学生ビジネスをしている時代です。まだまだ若いので勢いや失敗などあらゆる経験を活かして未来につなげていってほしいと思います。

 

<h2>まとめ|経験値は未来につながる価値あるものになる</h2>

今回は、久原社長に大変興味深いリアルなお話を聞くことができました。

失敗は何度かあったにせよ、常に前へ前へと挑戦していく久原社長の姿勢はたくさんの経験を得ることにつながっていたと感じます。経験も知識もなかった

駆け出しの久原社長からは、「何かやってやる」という前向きな思いを感じることができたような気がします。未来について、起業について不安がある学生にとっては何か発見があったのではないでしょうか。

 

経営者会社名  
久原健司株式会社プロイノベーション代表取締役
倉又康充株式会社まるごとオフィス代表取締役
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