「自分で起業したら思い通りに!」 市丸が語る学生起業とは?

開催日:2020/9/29
株式会社BB
代表取締役 市丸雄太
現在の社会になくてはならない広告事業を手がける株式会社BB。
インターネット広告から紙媒体、デジタルまで幅広い広告を取り扱っている株式会社BB市丸社長の学生時代から現在の会社を起業するに至った経緯をご紹介したいと思います。
天国と地獄を味わった経験を活かしたビジネス戦略まで
学生:よろしくお願いします。とても楽しみにしていました。
市丸社長(以下市丸):皆さん初めまして。株式会社BB代表取締役の市丸と申します。よろしくお願いいたします。
学生:よろしくお願いします。とても楽しみにしていました。
市丸社長(以下市丸):皆さん初めまして。株式会社Bb 代表取締役の市丸と申します。
よろしくお願いいたします。
天国と地獄を味わった経験を活かしたビジネス戦略まで
学生:よろしくお願いします。とても楽しみにしていました。
市丸社長(以下市丸):皆さん初めまして。株式会社BB代表取締役の市丸と申します。よろしくお願いいたします。
僕は2012年に慶應義塾大学商学部を卒業して、アミューズメント施設の横浜アリーナにあるパチンコ屋さんに就職しました。
その時に今でもあるIR法案、いわゆるカジノ法案ですよね。カジノが日本に来る、来ないみたいな話があったんですけど、カジノの運営に携わる仕事をすれば潰れない会社になるだろうと思って、パチンコ屋さんの現場で僕は働いていました。
「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございます」って普通のスタッフとしてね。
そこで3年間働いてIR法案が少し流れ始めた時、入ってきた新入社員が37歳で僕は当時26歳ぐらい。もし僕が起業して失敗したとしても、この人より年下だからまだ戻ってきてもIR法案できると思うと、今やるしかないと思ったんですよね。
クラウドソーシングが当時流行っていたこと、あと自分が全くもって働きたくなかったので、システムに働いてもらってクラウドソーシングすることを思いつきました。
皆さんもご存知だとは思いますが、クラウドワークスとかランサーズとか仕事の受発注のシステムですね。そういうのでやろうと思いました。
それでも最初のうちは1年間で売上が12000円しか上がらなくて、損した金額は400~500万ぐらいで大失敗をしたんです。二人でやっていたんですが、「これはやばいね」という話から、次は50万円の商材セットを購入して助成金ビジネスや訪問販売など営業でお金を稼ごうと思い立ちました。
色々やってみたんですが、僕には営業は向いていないと自分で気づいたんですよね。
それでもやっぱり基本的には営業しなければお金は生み出せないので、今度は仮想通貨の事業を始めました。その時は仮想通貨の法律がなかったので、「仮想通貨は詐欺」と言われる中で営業をしたら結果上手くいったのが、僕が今ここに立っている理由だと思いますよ。
それがなかったら、僕は多分死んでいるんじゃないですかね…
仮想通貨で色々な知識も得て、海外も含めて人脈も得たところにバブルがはじけて、お金も人も離れていって…っていう経験は2年間で天国と地獄を味わえたいい経験だったと思っています。
その時には暗号通貨のメディア事業をやっていたのですが、それもメディアがどういうものなのか薄々分かっていたので、友人からの声かけで新宿の歌舞伎町で、広告代理店の新しいビジネスをスタートさせました。
この間1期目をやっと迎えたのですが、実は僕は今回で4社目です。
作っては潰し、25万円払えば誰でも社長になれるので、社長になっては潰し、社長になっては潰しと言うことを繰り返して、今やっと初めて1年間過ぎました。
この間なんて初めて決算書を書きましたよ。 だからほとんど思い通りには行かないということですね。
初めて決算書を書いて「やっと1年間続いた」ということを最近実感できています。
今年34歳なのですが、飲み食いしながら営業もできて、自分の顔や名前を歌舞伎町の中で知ってもらうと「じゃあ載せてみる」と言う流れになっていくのが僕の営業スタイルですね。営業をしつつ飲みつつみたいな。
今はコロナであまり飲めないのですが、こんな形で今はゴジラ前の街頭ビジョンで3大学のプロモーションビデオを流させてもらっています。
ざっと僕の人生はこんな感じですね。
市丸社長の大学時代を振り返ってみる
市丸:僕のサークルの後輩で元田くんみたいな子がいました。
元田君からは熱いことをやって、熱い仲間と熱い人生を送りたいです!というパッションを感じます。悩みとかありますか?
元田(学生):そうですね。悩みと言うか僕もパーソナルトレーナーとして開業届を出す寸前で止めてしまったのですが、色々なことを挑戦してきて上手くいかないという経験をしました。多くの事業は上手くいかないというのは分かっているんですが、その中でも今のお話を聞くと上手く行くものではないなと改めて思いました。それ以外では継続が大事と考えるのが悩みです。
市丸:継続は本当に大事だと思う。
僕は元々パチンコ店で働いていて、要するにクズニート大学生でした。
実は高校時代は2回、大学時代1回の合計3回留年しています。3回も留年していると、まず金融が無理です。銀行、保険、メーカー系とか金融に関わることは全て無理ですね。
大体一部上場企業で SPIとかを受けなければいけないのですが、それも面倒くさくって。
勉強したくないからという理由で受けずに、自分のやりたいことで探すと、一番ぎりぎりのラインのところだったのが横浜のパチンコ屋さんでした。
なので、皆さんの方が素晴らしい大学生活を送られていると思いますよ。
ただ、今になって思うのは、大学の時に色々な人に奢ってもらえば良かったと正直思います。結局のところ大学生ってお金ないじゃないですか。
だから、元田君がパーソナルトレーナーで青色申告して5万とか10万とかかかるところをクラウドファンディングをすれば集まると思うし、パッとお金出してくれる先輩だって周りにはいると思いますよ。それで自分は時間を使うだけ。お金は他人ださせる。これが大学生の時にできる最強の武器かと僕は思います。
慶應義塾大学の先輩としてのアドバイス
元田(学生):慶応の学生はエリートコースを歩まれるイメージがすごくあるのですが、そういった中では市丸社長は茨の道を歩んでこられてますよね?勉強が嫌いというお話も伺いましたがそれでも慶應に行って良かったとか慶応にいて良かったと思う何かがあったりしますか。
市丸:何だかんだとネームバリューがありますからね。そこに関しては何が何でもどんなにダメな人間でも一目置かれるというのは絶対にあると思います。
慶應は宗教法人宗慶應義塾と言われるように、結構お仲間の結束が強い大学なので、何だかんだで自分の目に見えない所で支えられている部分はあるのかと思います。
元田(学生):ミスコンに出てくれている人たちに、何か一つ大学の先輩としてアドバイスなどありますか。
市原:アドバイス…そうですね、これを機に自分のブランディングの確立は大事だと思います。あとはミスコンで顔が全校生徒にわかってしまっているので、顔出ししているということを踏まえて路上で変なことをしないとか悪いことで目立ってしまうと大変なことになることを覚えておいたほうがいいですね。
目立つことは全然いいのですが、目立ち方の方向性ですよね。僕は悪い方に目立ってしまって、飲んで失敗した動画を上げられたことがあるので皆さんも気をつけてくださいね。
あとは、これを機に横のつながりを大事にして、各大学の女性なら女性のグループ、男性なら男性のグループで何か始めてみるのもいいのではないですか。
<h2>ミスコンは起業する上で大切なことを教えてくれるステップ</h2>
元田(学生):僕の方から少し聞きたいことがあるんですが、皆さんミスコンに関わられている方ということですか?zoomの方もみんな男前の方ばかりですね。ミスコンに出るということとトライすることは何かモチベーションや目的があるのでしょうか?女性は何となく分かるのですが、男性は他薦とか自薦ですか?
市丸:そうです。出ている方でミスターとミスで運営していますよ。
そこはちょっとシビアですね。差別にもなってしまうので僕の話をしますが、僕は 学生の間に起業をしようと思っていて、自分のビジョンや考え方みたいなものを多くの人に見せて、横のつながりが欲しかったんですよね。
例えば、経営者とか投資の話をする時にはどう伝えるかということに対して、思っていることを言語化するという練習が今すごく出来ているように感じてます。
元田(学生)僕はすごく消極な性格で、何事も何もやりたくないと思ってしまいます。
そういう性格を変えようと思って、今回人生に1回ぐらい大きな挑戦をしてみたいと思ってすることにしました。きっかけは私も友人からも推薦です。それまで考えたこともなかったですし、そんな風に見られているということも気づかなかったです。
でも、このミスコンで自分らしさについてすごく考えるようになって、他人とこういうところが違うから、ここアピールしようとか考える機会にもなりましたし、自分をもっと知れる機会でした。まだあと一か月ありますが、最後まで頑張りたいと思います。
市丸:素晴らしい!絶対チャンスだったらやるべきです。やりたくても出来ない人もいっぱいますので。
経営者が目指す先にある夢とは何か
学生:僕も経営者を目指していて起業したいのですが、やはりまだ若いので、夢を見ているという感じです。経営者になられている方は、今どういう夢を持っているのかすごく気になっています。
市丸:僕は田舎の奈良に畑をたくさん持っていて、そこに帰って百姓をしたいと本気で思っていますよ。
ただ会社に関しては、百姓をやりたいからといってそう簡単に放り出せるものではないですね。「自分で起業したら自分の思い通りに」という話があったと思うのですが、人を雇うとなかなか思い通りにはいかないわけです。うちは小さい会社だけど150人ぐらいいるので、今はどうやって次の社長を誰かにバトンタッチしようとか、後進を育てるのが現実的な一番の夢ですかね。僕が今48なので、出来れば50歳ぐらいに会長になったらもう働かずに遊べるお金と、あと事業のシステムを作ることですね。
ありがとうございます。
経営者 | 会社名 | ||
---|---|---|---|
久原健司 | 株式会社プロイノベーション | 代表取締役 | |
倉又康充 | 株式会社まるごとオフィス | 代表取締役 | |
オフライン参加 | |||
大学名 | 氏名 | 公式インスタ | 公式Twitter |
慶應義塾 | ミスター慶應SFC No.3 荒井佑大 | ||
慶應義塾 | ミスター慶應SFC No.4 鈴木海勇 | ||
青山学院 | ミス青山No.4 森山紗希 | ||
青山学院 | ミス青山No.2 牛田英里 | ||
青山学院 | ミス青山No.3池田有里紗 | ||
オンライン参加 | |||
中央大学 | 谷藤梢生 中央大学 ミスコン No.1 | ||
中央大学 | 川北ジェレミー 中央大学 ミスコン No.5 | ||
慶應義塾 | ミスター慶應SFCNo.1 海老原生真 | ||
慶應義塾 | ミスター慶應SFC No.5 元田遼太 | ||
青山学院 | ミス青山No.1 新田さちか | ||
青山学院 | ミス青山No.6 依田奈波 | ||
青山学院 | ミスター青山No.2 田中光太 | ||
青山学院 | ミスター青山No.5 西澤連 |
CONTACT US
TMカレッジに関するお問い合わせは
下記よりご連絡ください